あべ小児歯科通信

当院から毎月発行される「あべ小児歯科通信」です。治療のエピソードなどを掲載しています。

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あべ小児歯科通信 2019年4月号

あべ小児歯科通信 2019年

4月号

No.174

TEL 35-8640

 

待ちに待った春になり、暖かく気持ちの良い陽気とともに新学期がスタートしましたね。

そして御入園・御入学された皆様おめでとうございます!

また一つお兄さん、お姉さんになりましたね。沢山思い出を作って楽しく過ごして下さいね(^▽^)/

 

QA

Q.つわりがひどくて歯磨きができません。どうしたらいいでしょうか。

また生まれてきた赤ちゃんが口の中の問題で悩まないように、今出来る事は何ですか?

歯科医院でのX線撮影により、胎児への影響はありますか?

A.食後ではなく、気分が落ち着いた時に歯磨きをしてみて下さい。

また、口の奥に歯ブラシを入れると苦しい場合は、小さな歯ブラシを使用すると楽になります。

それでも辛い時は、洗口液の使用も検討して下さい。

つわりで吐き戻しがあった場合は、お口の中が胃液などで酸性に傾いています。

うがいをするだけでも違います。レモンやオレンジなど酸性の物を好んで食べるようになった方もうがいは、お勧めです。

お母さんを含めた家族全員が、歯・口の健康に注意をはらい、

お口の中を綺麗に保つようにする事で、生まれてきた赤ちゃんもその一員に加わる事が出来るでしょう。

食べ物のだらだら食いをなくし、食後の歯ブラシの習慣も身について、規則正しい生活を送る事が大切です。

あわせて、家族それぞれにあった歯ブラシの仕方をかかりつけ歯科医から学んで新しい家族の為のお口環境作りをしておきましょう。

日本で1年間に浴びる自然放射線量はおよそ1.4mSvであり、

歯科治療で行われるデンタルエックス線撮影150枚に匹敵します。

また、防護エプロンの着用により被爆量を軽減でき、

かつ歯科用エックス線撮影は腹部からも離れており、胎児にはほとんど影響がありません。

従って、歯科治療の為に必要に応じて撮影を行っても問題ないと思われますが、撮影は必要最低限にとどめるべきです。

 

♪♪♪エピソード♪♪♪〈3歳の男の子の話〉

塗り絵が大好きな男の子、治療を頑張ったらいつも塗り絵を帰りに選んで帰るのですが

男の子「塗り絵くださ~い。」

お母さん「今日は泣いたからまたね。」

するとスタッフに

男の子「ちょびっとだけ泣いたけど、今度は泣かずに頑張る!」

スタッフ「次も頑張れるん~?」

男の子「はーい!」

スタッフ「じゃあ、今日も塗り絵選んで帰ろうか!」

塗り絵の為にいつも頑張るカッコイイ男の子のお話でした。