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あべ小児歯科通信

当院から毎月発行される「あべ小児歯科通信」です。治療のエピソードなどを掲載しています。

矯正治療を
始めるに
あたって
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歯科矯正治療はいつから始めるの? 2023年3月号

あべ小児歯科通信 2023年

3月号

No.221

TEL 35-8640

卒園、卒業おめでとうございます。今年度も残りわずかとなりました。withコロナで前年よりも沢山の事が出来たのではないでしょうか。思い出は沢山作れましたか?新年度に向けて元気に過ごしましょう!

 

◆Q&A◆

Q.8歳の女の子ですが、友達から出っ歯と言われました。矯正治療は、いつから始めたらいいですか?

A.歯並びの状態によって矯正治療を始める時期は違ってきます。また始める時期は顎や顔のも考えて決めなければなりません。

乳歯の場合は、異常が見られた時に小児歯科専門の歯医者さんを受診し、適切な治療開始時期を診断してもらう必要があります。

また前歯が永久歯に交換した時が、将来の歯並びの診断予想のできる時期ですので異常が見られた時は小児歯科または矯正歯科専門の歯科医院を受診して、診てもらいましょう。

一見、正常に見える歯並びでも、成長とともに、変化してきます。特に、近親者に歯並びの悪い方がいらっしゃる場合は、歯並びは遺伝的要素が大きく左右しますので、早めに受診をして、定期的に診てもらいましょう。

出っ歯の中には、歯だけが前に突き出ている場合と、上の顎自体が出ている場合があります。また上の顎は悪くなくても下の顎が後ろに引っ込んでいるために、出っ歯に見える場合もあります。

出っ歯の原因として遺伝や指しゃぶりや舌を出す癖、唇を噛む癖などが考えられます。習癖が原因の場合はその癖を止めさせる事も必要ですが、その原因を探す事も大切です。

見かけが気になるだけでなく、前歯で噛み切りにくい、唇が閉じにくい、発音がはっきりしないなど気になる事がありましたら小児歯科専門または矯正歯科専門の歯科医院を受診し相談して下さい。

(この記事を書いたのは、院長 阿部和久でした。)

 

♪♪♪エピソード♪♪♪〈3才の弟くんの話〉

0才の頃からお兄ちゃんの歯科治療に付き添いで来ていた弟くん。お母さんがお兄ちゃんと診療室に入ってしまっても、一人で待合室で待っています。

弟くん「フフ~ン♪フンフフーン フッフ~♪」

スタッフ「??何だろう待合室から鼻歌が聞こえる・・・」

スタッフが鼻歌のする方をのぞいてみると、3才になった弟くんが楽しそうに車を運転していました。

弟くん「・・・あっ・・・」

スタッフ「あっ!!」

弟くんはスタッフの視線に気づき恥ずかしそうに車を降り、テレビの方へ隠れました。

スタッフ「邪魔しちゃったかな~。」

しばらくするとまた楽しそうな鼻歌が。どうやらおままごとをしている様子。

今度は弟くんの邪魔をしないようにその様子を見守るスタッフでした。

0才から来ているだけあって、くつろいで遊んでいる姿に和まされた一同でした。

(この記事を書いたのは、歯科助手 渡邉佳奈子でした。)