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あべ小児歯科通信

当院から毎月発行される「あべ小児歯科通信」です。治療のエピソードなどを掲載しています。

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清水寺、45年ぶりの参拝

あべ小児歯科通信 2025年

5月号ー3

No.265

こんにちは、院長の阿部和久です。
5月16日は、松尾芭蕉が奥の細道に出発したことから、「旅の日」と
呼ばれているそうです。
新緑が美しい初夏は、自然豊かな風景を楽しむのにぴったりな季節。
お休みの日はピクニックやお出かけなど、小旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

さて、今年のゴールデンウィークは、島根県安来市にある清水寺へ妻と二人で参拝に行ってきました。
実はこの清水寺、高校時代の徒歩遠足に来て以来で、なんと45年ぶりの訪問でした。
今回は自家用車で訪れましたが、あの頃の記憶が懐かしく蘇りました。

 

新緑が生い茂る両脇の木々に囲まれ、水の音を聞きながら石段を上がっていき、大門を通り過ぎて手水舎の前へ。

両手と口を清めたあと、ふと横を見ると、香炉堂が目に入りました。

案内図に記されていた場所ではなく、別の場所に移設されていたようです。
「売店でお線香を購入してください」とあったので、指示に従い、煙で心身を清めてから本堂へ向かいました。

参拝後はお守りを購入し、三重塔も見学。

帰りには名物の清水羊羹をお土産に買い、自宅でさっそくいただきました。

健康な生活には、心を整える時間が必要だと改めて感じました。
お口の健康も同じように、少し立ち止まって見直してみてくださいね。

 

 

あべ小児歯科
〒683-0804
米子市米原2-3-20-2F
TEL:0859-35-8640
URL:http://abe-dental-clinic.com/
Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oWLhgpcAC2QhZ1P16

要注意!そのお口トラブル、原因はウイルス感染かも!?

あべ小児歯科通信 2025年

5月号ー2

No.264

 

こんにちは、院長の阿部和久です。
5月5日はこどもの日ですね。

 

この時期に飾る五月人形には、
病気などの災いから守ってくれるように、
といった願いも込められています。

 

しかし、幼いうちは病気にかかりやすく、
特に目に見えないウイルスによる感染症
十分な注意が必要です。

 

中でもお口の中に違和感や痛みを覚えた場合、
その原因はウイルスの感染であることが
多くあります。

 

とりわけ幼児期にかかりやすいものも多く、
感染すると、慣れない症状に
戸惑うことも考えられます。

 

そうならないためにも、
今回は代表的な症状と、治療法をご紹介します。

 

 

 

 

◆ヘルペス性口内炎

 

単純ヘルペスウイルス
初めて感染したときに発症する病気です。

 

6歳以下の子どもに多く、
感染してから4~5日で発症し、
発熱や全身のだるさがあらわれます。

 

お口の中の症状では
「口内炎が複数できる」「歯ぐきが赤く腫れる」
「粘膜や舌に水ぶくれができて痛い」
などが代表的です。

 

 

 

治療は安静が基本で、
抗ウイルス薬の飲み薬や
塗り薬が処方されます。

 

ただ、痛みで食事が取れないほど重症な場合は、
入院のうえ、点滴などで栄養を補いつつ、
治療が必要になることもあります。

 

 

 

 

◆帯状疱疹(たいじょうほうしん)

 

子どもの頃にかかった
「水ぼうそう」のウイルスが、
体調不良や免疫力の低下をきっかけに
再び活動し始めることで起こる病気です。

 

体の左右のどちらかに
痛みやかゆみをともなう
発疹があらわれるほか、
チクチクと針で刺されたような
痛みが生じることがあります。

 

お口の中では、
左右どちらかに赤みや水ぶくれが
帯状にあらわれるのが特徴です。

 

治療には抗ウイルス薬や
痛み止めのほか、
口内を清潔に保つために
うがい薬やトローチなどを用いることもあります。

 

 

 

 

◆ヘルパンギーナ

 

コクサッキーウイルスA群による感染症で、
1~4歳の子どもに多く、
夏に流行しやすいのが特徴です。

 

症状としては発熱のほか、
喉の奥に赤みや水ぶくれができ、
つぶれると小さな潰瘍になります。

 

喉の痛みが強くなると、
食事や哺乳が難しくなることも
少なくありません。

 

ただし、1週間程度で自然に治ることが多いため、
基本は水分や栄養の補給を欠かさず、
必要に応じて痛み止めなどを使用します。

 

 

 

 

 

◆手足口病

 

コクサッキーウイルス
エンテロウイルスによる感染症で、
1~5歳の子どもに多くみられます。

 

感染から数日後に、手足や口に
小さな水ぶくれができるのが特徴です。

 

また、発熱を伴うこともありますが、
長期的に高熱が続くことは
通常はありません。

 

ヘルパンギーナと同様に、
お口の中やその周りに水ぶくれができると、
痛みで食事や哺乳が難しくなることもありますが、
多くの場合は自然に治ります。

 

また、症状が強い場合は、
痛みや発熱をやわらげる治療を行います。

 

 

 

 

◆気になる症状は
早めに歯科医院でチェックを

 

お口の中に症状がでるウイルス疾患は、
初期の段階で口内炎やむし歯の痛みと
区別がつきにくいことも少なくありません。

 

そのため、対処を間違えると
かえって重症化するおそれもあります。

 

 

 

 

お口に関する症状で判断に迷うことがあれば、
まずはお早めに当院へご相談ください。

 

 

あべ小児歯科
〒683-0804
米子市米原2-3-20-2F
TEL:0859-35-8640
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