1年越しの蛍狩り
あべ小児歯科通信 2025年
6月号ー3
No.269
こんにちは、院長の阿部和久です。
早いもので、1年の半分が経ちましたね。
この半年間、 多くの方々にご来院いただき、その分たくさんの笑顔に触れることができました。
本当にありがとうございます。
1年の後半も皆さまの歯の健康を守るため、 スタッフ一同、精いっぱい努めてまいります。
さて、先日診療終了後、妻と二人で日野郡江府町江尾の【せせらぎ公園】に蛍狩りに行きました。
実は昨年は思い付きで、ネット検索もせず20年前に家族で見に行っていた大山の麓に蛍狩り訪れたのですが、一匹も蛍を見つける事が出来ず残念な思いがありました。
そのため、今年は1年がかりのリベンジでした。
しっかりネット検索をし、公園管理の町役場にも問い合わせをし、蛍が飛んでいることを確認して出かけました。
夜9時ごろに現地に着いたのですがあたりは、真っ暗でした。
懐中電灯を片手に駐車場から公園へ向かって行くと、蛍が何匹も嬉しそうに飛んでいる姿が。
今まで蛍のイメージは、人を警戒して人に近づかず、小川のあたりを光ながら飛び、疲れたら小川の周囲の草むらに降りて休憩をするというものでした。
しかしここの蛍は、私達の目の前をユラユラと飛び、木の枝や地面の草地にマイペースで停まって休んでいました。
暗闇の中あちこちにのんびりと飛び交う源氏蛍を見ていると、幻想的空間に舞い込んだようで心地よくなりました。
一つ残念だった事は、素人のためスマホではその幻想的世界を記録出来なかった事です。
ともあれ、1年越しの蛍狩りチャレンジは大成功。
とても素敵な思い出になりました。
期間限定ですが、良かったら皆さんも一度、せせらぎ公園を訪れてみては如何ですか?
あべ小児歯科
〒683-0804
米子市米原2-3-20-2F
TEL:0859-35-8640
URL:http://abe-dental-clinic.com/
Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/oWLhgpcAC2QhZ1P16
歯並びや呼吸にも影響する!?舌の正しいポジションとは
あべ小児歯科通信 2025年
6月号ー2
No.268
こんにちは、院長の阿部和久です。
6月5日は環境問題への取り組みを広げる日、
世界環境デーです。
日本では「環境の日」として定められており、
私たちもまずは身近な環境問題から
少しずつでも意識的な取り組みを
心がけたいですね。
身の回りの環境と同じく、
お口の環境においても
意識を向けてみてほしいことがあります。
それが、舌の位置です。
◆舌の正しい位置はどこ?
普段、私たちは自分の舌が
どこにあるのかをほとんど意識していません。
しかし、舌には
”本来あるべき位置”が存在します。
その位置とは上の前歯の裏側のやや上、
「スポット」と呼ばれるポイントです。
舌は何もしていないときに、
先端がこの位置にあるのが
自然な状態とされています。
ところが近年は、
舌の先端がこのスポットより低い位置にある
「低位舌(ていいぜつ)」の方が増えています。
低位舌は放置すると、
さまざまな不調やトラブルの
原因になることが知られています。
◆舌の位置が呼吸に与える影響
低位舌による不調のひとつに挙げられるのが、
呼吸への影響です。
人間の呼吸は「鼻呼吸」が正常ですが、
舌が下がっていると口が開きやすくなるため
「口呼吸」になりがちです。
「息をするなら鼻でも口でも
どちらでもいいのでは?」
と思われるかもしれませんが、
実は口呼吸にはさまざまな問題があります。
口呼吸によって口が乾くと、
だ液の自浄作用が弱まり、
むし歯や歯周病、口臭のリスクが高まります。
さらに、鼻には細菌やウイルス、
アレルゲンなどをブロックする
「フィルター機能」が備わっていますが、
口呼吸ではこの役割が十分に機能しなくなります。
そのため、風邪やインフルエンザなどの感染症や、
アレルギー症状のリスクが高まる可能性があります。
◆まだまだある!低位舌のリスク
低位舌は呼吸のほかにも、
次のようなリスクが指摘されています。
(1)歯並び・かみ合わせの乱れ
低位舌になると、舌が上あごを押し広げる力が
うまく働きません。
そのため、上あごが狭いまま成長してしまい、
歯が並ぶスペースが足りなくなったり、
「受け口」になったりすることがあります。
(2)姿勢や全身のバランスの影響
低位舌が原因で口呼吸になると、
空気が通る「気道」も狭くなってしまいます。
そのため、十分な呼吸を確保しようと
無意識に頭を前に傾けたり、
上向きにしたりする姿勢になりやすく、
これが猫背や肩こり、腰痛などの
一因になることがあります。
(3)睡眠の質の低下
低位舌の人は舌の筋力がもともと弱いため、
眠っている間に舌がのどの奥のほうへ
下がりやすくなります。
その結果、舌が気道をふさいでしまい、
「いびき」や「睡眠時無呼吸症候群」を
引き起こすことがあります。
◆あなたは大丈夫?
舌の位置のセルフチェック
次のような場面で
舌の先端が下の前歯に当たっていたり、
上下の前歯の間に挟まっていたりする場合は、
低位舌の可能性があります。
・何かに夢中になっているとき
・普通に口を閉じているとき
・「タ行」の言葉を発音するとき
・食べ物や飲み物を飲み込むとき
低位舌は放置すると、
さまざまな不調の原因になるため、
早めの改善が大切です。
お心当たりがある場合は、
早めの受診を心がけましょう。
あべ小児歯科
〒683-0804
米子市米原2-3-20-2F
TEL:0859-35-8640
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