あべ小児歯科通信

当院から毎月発行される「あべ小児歯科通信」です。治療のエピソードなどを掲載しています。

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あべ小児歯科通信 2017年7月号

あべ小児歯科通信 2017年

7月号

No.157

TEL 35-8640

 

 

◆Q&A◆

Q.2歳の女の子ですが、体調不良の時に脱水予防でスポーツドリンクを飲ませたら、お水や麦茶を飲みたがらず、スポーツドリンクばかり欲しがります。

ヨーグルト飲料も好きです。これらは虫歯になりやすいでしょうか?

A.市販のスポーツドリンクやヨーグルト飲料は、そのほとんどが、pH4.0以下の酸性の飲料であり、かなり糖分も含まれています。

酸性の飲料を頻繁に飲んだり、哺乳瓶などで飲んでいると、歯の表面に酸が働く時間が長くなり、酸で歯が溶けやすくなります(酸蝕症)。

また、飲料に含まれている糖分が虫歯菌によって分解されても酸が作られ、虫歯の原因になります。

酸性飲料を水代わりに頻繁に飲んだり、哺乳瓶で飲んだり、寝る前に飲んでそのまま寝てしまったりすると、虫歯や酸蝕症が起こりやすくなるので気を付けましょう。

固形のヨーグルトもpHはヨーグルト飲料と同様に低いのですが、食べる際にかたまりを舌で押しつぶして飲み込むので歯の表面に酸が働く時間は短めです。

また無糖のヨーグルトを果物にかけたりしたものは、おやつとしても適しています。

炭酸飲料、乳酸飲料、スポーツドリンク(イオン飲料)などの市販の飲料の多くは、pH4.0以下の酸性の飲料です。オレンジジュースやリンゴジュースも酸性です。

歯の表層のエナメル質は身体の中で最も硬い組織ですが、酸には弱く、pH5.4以下で脱灰(歯からカルシウムやリンなどのミネラル成分が溶け出す事)が起こってしまいます。

酸性飲料は、とり方に気を付けたいものです。頻繁に飲んでいると、酸によって歯が全体に溶けやすくなるばかりではなく、飲料の中の糖分がプラークにしみ込んで虫歯を作ってしまいますので要注意です。

11回、おやつの時に与える程度でしたらそれほど問題はないと思いますが、のどが渇いた時に水代わりに与える事は、酸蝕症と虫歯の両方のリスクを高めますので、欲しがるからと安易に与える事は避けましょう。

 

♪♪♪エピソード♪♪♪〈2歳の男の子の話〉

2歳の男の子、まだ診療室に呼ばれる前にすでに待合室で泣いている様子。

男の子「ママがいい、ママがいい、ママがいい」

スタッフ「○○くんどうぞ」

スタッフに呼ばれてママと一緒に診療室に入って来ると、

男の子「じーじ、じーじ、じーじがいい。」

ママ「えっ…。さっきまでママがいいだったのに…。

ちょっぴりショックなママでした。

ママもじーじも大好きなんだね。

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