あべ小児歯科通信

当院から毎月発行される「あべ小児歯科通信」です。治療のエピソードなどを掲載しています。

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反対咬合はいつごろから治療するの? 2020年12月号

あべ小児歯科通信 2020年

12月号

No.194

TEL 35-8640

 

あっという間に12月ですね。今年は色々と大変な一年でしたが、来年からは外出も沢山していきたいですね♪寒さに気を付けてお過ごし下さい。(^▽^)

 

QA

Q.38ヶ月の双子の兄弟ですが、兄は噛み合わせが反対です。いつから歯科医院に通ったらいいでしょうか?また弟は、顎が曲がっている、交叉咬合と言われました。どうしたらいいでしょうか?

A.上の歯と下の歯が反対の嚙み合わせは、永久歯の交換期に自然に治る事もありますが、遺伝的要因があると自然には治りにくいです。

顎の大きさの問題なのか、歯の傾きが原因なのか45歳頃になると精密な検査ができ、治療する事も可能です。それ以前でも定期的に小児歯科専門医を受診し、診査してもらう事が大切です。

弟さんの交叉咬合とは片方の噛み合わせだけ、反対になっている状態です。これにより、顎の発達が左右均等にいかなくなる事もあり、早めの治療をお勧めしています。

ただ幼少期はうつぶせで寝る、いつも同じ方向を向いて寝て顎を枕にして押し付けている等の癖で起こる場合もあり、それを改善する事で治る場合もあります。

子供の歯ぎしりのほとんどは一時的なもので、子供の気持ちが満たされないストレスとして起きている事があります。

また、噛み合わせの調整として見られる歯ぎしりもあります。年齢とともになくなっていく事が多いです。そのまましばらくは様子を見ていても良いと思いますが、歯並びに問題があったり、歯が過度にすり減ったり、顎を痛がったりするようであれば、小児歯科医に相談して下さい。

(この記事を書いたのは、院長 阿部和久でした。)

 

♪♪♪エピソード♪♪♪〈3歳の男の子の話〉

フッ素後、プレゼントを選ぶ男の子

男の子「ミニカーもいいけど、シャボン玉もいいな。」

スタッフ「色々あるから迷っちゃうね。」

男の子「ちょっと待ってね、えーと…」

スタッフ「ゆっくり選んで大丈夫だよ。」

男の子「あ、ぼくこれがいい!!」

男の子はニコニコして青い石のネックレスを手に取りました。

母「えー、それ女の子用だよ(笑)」

父「メダルと勘違いしてない?(笑)」

男の子はそれでも満足そうに青のネックレスに決めたのでした。

気に入った物があって良かったね!

(この記事を書いたのは、歯科助手 山本奈美子でした。)