あべ小児歯科通信

当院から毎月発行される「あべ小児歯科通信」です。治療のエピソードなどを掲載しています。

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なかなか歯が生えて来ないけれど・・・

あべ小児歯科通信 2024年

5月号

No.235

TEL 0859- 35-8640

 

少しずつ暖かくなって来ましたね! 皆さんゴールデンウィークは、お出かけされましたか?体調には気をつけて過ごしましょう!

 

◆Q&A◆

Q.高校3年生の兄は、左下奥に親知らずが生えて来ました。生える時は痛がっていましたが、今は痛がっていません。抜かなければいけないでしょうか?また妹は高校1年生ですが、右上奥の永久歯(第二大臼歯)が生えて来ません。どうしたらいいですか?

 

A.親知らず(第三大臼歯)は、生えてくる方向が問題です。親知らずは斜めに生えて来たり、隣の歯に水平に生えて来てぶつかってしまう事が多々あります。

その場合、食べカスが溜まり、感染しやすくなったりしますので、今痛くなくても、歯科医院に行って相談した方が良いでしょう。

第二大臼歯は、11~13歳のうちに生えて来るのが一般的です。歯の萌出は個人差がありますが、高校生だと遅い方です。歯自体はあるのに歯のでき方が遅く生えないのか、歯の位置異常のため萌出できないのか、または歯自体無い場合もあります。一度歯医者さんを受診して、エックス線撮影を行って調べてもらいましょう。

(この記事を書いたのは、院長の阿部和久でした。)

 

♪♪♪エピソード♪♪♪〈6歳の女の子の話〉

治療が終わりご褒美のプレゼントで 『 お医者さんセット 』を選んだ ルンルンの女の子は、ニコニコ笑顔で受付のスタッフに見せてくれました。

女の子「見て見て~ これ貰ったの。」

スタッフ「わ~、良かったね。頑張ったもんね。」

女の子は、お医者さんセットに入っている注射器を持ってやって来ました。

女の子「は~い、注射をしますよ~。」

スタッフ「痛くない?」

女の子「大丈夫。チュー 」

と注射を打つ真似をします。

スタッフ「痛い、痛い(笑)」

女の子「はい、終わりましたよ。次は聴診器を当てますね。」

女の子の完璧なお医者さんぶりに微笑ましい気持ちになったスタッフ一同でした。

(この記事を書いたのは、歯科助手でした。)

甘い物を食べたいのですが・・・

あべ小児歯科通信 2024年

4月号

No.234

TEL 0859- 35-8640

 

待ちに待った春になり、暖かく気持ちの良い陽気とともに新学期がスタートしましたね。皆様にとって楽しい年度になりますように(^-^)

 

◆Q&A◆

Q.クラブ活動後どうにも甘いものが欲しいのですが、歯医者さんには、虫歯になると言われます。虫歯にならないで甘いものを上手に食べられる方法はないでしょうか?

 

A.運動や勉強の後は、体や脳が栄養を必要とするため、甘いものが欲しくなります。虫歯の原因は食べ物の種類が重要ですが、食べ方によって虫歯を予防する事ができます。

そこでできるだけ砂糖の少ないものを選び、だらだら食いをしない事、特に食べたらすぐに歯磨きとうがいをする事が重要です。

また最近は、代用甘味料と言って、虫歯の原因となる酸を作りにくいけれども甘い味がする物が入っているおやつ(ガム、チョコレート、キャンディー)がよく売られていますので、それを適度に利用するのも良いと思われます。

(この記事を書いたのは、院長の阿部和久でした。)

 

♪♪♪エピソード♪♪♪〈小学5年生の女の子の話〉

ライトをつけて、虫歯の治療を始めようとした時

女の子「私、今日光ってない?」

ドクター「そうだね。ライトが首のあたりに当たっているね。」

母親「もっと私にスポットライトをだね。」

女の子「そう。もっと私にスポットライトを当てて。私は光輝くのよ。」

ドクター「すごいね。宝塚のスターみたいだ。」

女の子「えへへ、ライトをあてられると大女優になった気分なんだ♪」

普通は顔にライトがあたると眩しそうにする子が多いのです。ライトを点けてテンションが上がる女の子を見て、10年後が楽しみだな~と思った一同でした。

(この記事を書いたのは、院長の阿部和久でした。)

 

 

睡眠時無呼吸症候群の治療装置ってどんな物?

あべ小児歯科通信 2024年

3月号

No.233

TEL 0859- 35-8640

 

今年度も残すところあと1ヶ月ですね。体調には気をつけて新しい環境でも頑張りたいですね ♪

 

◆Q&A◆

Q.しばしば口内炎が出来ます。原因は何でしょうか?どうすれば良いでしょうか?またいびきがひどく、睡眠時無呼吸症候群かもしれないと言われました。歯科でマウスピースを作成してもらうように言われましたが、どのような物ですか?

A.粘膜を噛んだり、化学薬品などの局所的刺激によるものと、風邪などで全身の抵抗力が弱った時や全身的病気や体調不良、栄養素の欠乏、精神的ストレスが原因で出来る事もあります。また出来やすい体質もあります。

治療方法は、痛い時には、塗り薬がありますので、歯科医院や薬局で買い求めて塗布して下さい。

また、歯磨きや洗口を充分に行って、口の中を清潔にする事、普段の食事をバランス良く食べる事です。そして全身的な病気などが原因であれば主治医に診てもらい、しっかりと病気を治しましょう。

 

寝ている時に、舌が落ち込んで気道をふさいでしまうと呼吸しにくくなります。肥満により気道が狭くなっている場合もありますが、下顎を前に出すような噛み方をすると呼吸しやすくなる為、そのような形のマウスピースを作製します。

また、寝方によっても気道閉塞をする事があります。枕の高さを変えるなどで良くなる事もあります。

(この記事を書いたのは、院長の阿部和久でした。)

 

♪♪♪エピソード♪♪♪〈7歳の女の子の話〉

虫歯の治療が終わり受付にて・・・。

スタッフ「検診のお知らせのハガキに住所とお名前の記入をお願いします。」

母「分かりました。えーと、郵便番号何だったけ?」

女の子「も~ お母さんまた忘れたの?〇〇〇だって言ったじゃん!」

母「あ、そうそう。ありがとう。」

女の子「わたし自分の漢字だって書けるんだよ!見てて!」

自信満々にペンを持った女の子。スラスラと自分の名前を書きますが・・・

女の子「あれ?右にはねるんだっけ?左だっけ?」

母とスタッフ  ( ´▽`)  ( ´▽`)

しっかりしているように見えてまだまだ小学生らしい間違いをする女の子に微笑ましくなりました 。 (^-^)

(この記事を書いたのは、歯科助手でした。)